Home > Blog & Human > History of my Volkswagen's  
   Mr.Nakazawa's office
  中澤事務所
私の可愛いVW達
┣ 1975年 ゴルフLS & 1987年 ゴルフCLi
┣ 1987年 シロッコ16V 北米仕様 (Alpine white)
┣ 1987年 シロッコ16V 北米仕様 (Tolnade red)
┣ 1991年 T3ヴァナゴン シンクロ 北米特注仕様
┣ 1969年 ビートル キャルルック
┣ 1995年 ゴルフ3 GLI 日本仕様
┣ 2002年 ニュービートル 日本仕様
┣ 2003年 ポロ2ドア 日本仕様
┣ 2004年 ニュービートル・カブリオレ(プラス)日本仕様
┗ 2005年 ゴルフ トゥーランGLi 日本仕様
 
「2004年式 ニュービートル・カブリオレ(プラス)」 日本仕様

2004年2月〜所有中2004年2月21日、まさにニュービートルカブリオレ(本国読みはカブリオ)が本 国で正式発売されたちょうど一年後、ドイツでもイメージカラーの1つにになっ ているというメローイエロー(薄いイエロー)のカブリオレが我が家に現れた。
こいつは私にとって記念すべき10台目のワーゲンだ。今回も営 業担当者Y氏に無理を言って、工場から出てきた雰囲気を体感したくて内装のビ ニールを付けたまま納車してもらった。がしかし、シートに座り、エンジンをか け、トップを空けた瞬間、私の考え、その全てが変わった!
開放感がついに自分の物になった瞬間だったのだ。こうなると、もう止まらない。
即保護用ビニールを丁寧に剥がして(全て大切に保存)ドライバーズシートに座 り、シートを調整してまずは近所を試乗、そして横浜港の近くを通り元町を抜け て山手へ。電車に乗っても自意識過剰で眼のやり場に困ってしまう私が、オープ ンでクルーズしても全然恥ずかしくない。歩道から子供が母親に向って何かを言 いながらカブリオレを指を刺している。交差点で隣の車のカップルがこちらを見 て話をしている。でも全然気にならない。アメリカなら「Hi〜!」とこちらから 手を上げて挨拶する所だ。

〜中略〜

それから僕とカブリオレとの甘い生活が始まった。仕事柄海外とのやり取りで昼 と夜の区別が無い時間が続いていたので、自分の時間は深夜1時から3時。慣らし 運転をかねて横浜ベイブリッジからお台場方面へ、昼間では考えられない程、通 行量の激減した首都高を流す。オーディオからは、お気に入りのライトジャズや フュージョンCDを流して一人開放感に浸る。もちろん必ずトップは開けている。 久々に購入の喜びを感じた車だ。そして星と会話する為にちょっと箱根まで足を 伸ばし、潮風を浴びに湘南134号線を流す事も。寒ければシートヒーターをON にすればいい。暑ければ指1本で窓を全開だ。そして新聞屋さんのバイクが出動 する頃、私はガレージにカブリオレを入れる。
こうやってカブリオレは、僕の癒しの空間になっていった。

2004年4月発売「レッツプレイVW's 21号」ネコ・パブリッシング刊
掲載文章より抜粋&追記。


| Home | Mr.Nakazawa's office | Mr.Nakazawa's office inc | Blog |